今年はずいぶんと雪が少ない青森ですが、やはり春が待ち遠しいものです。大和沢小学校という地元の小学校から、PTA成人教育委員会のワークショップ開催をご依頼いただきました。
「子どもが喜ぶ、ひな祭りのパーティーメニュー」という方向から、「春待ち団子づくり」を提案しました。
古川家として、やはり自宅でも手軽に試せる内容・食材・価格であることが重要だと考えています。ちょっとした変化を加えて、食べてはもちろん、目にもうれしいと更に良いですよね。
春らしく、カラフルなデコレーションをできるようにしてみました。団子とあんこ、どちらの色を変えてもいいですし、生のフルーツを乗せたり添えたりすることで、彩りをアップできます。
自分のアイディアひとつで、いくらでも広げられそうですね。最後は用意した撮影スポットへ。ここでもアレンジを色々考えてパチリと。記録に残すところまででワンセットです。
白玉粉で手軽に団子づくり
水とこねて茹でるだけ。白玉粉を使えば、簡単に団子がつくれます。レンジでもOK。昔からマミィは白玉粉で作った団子が好きということもあって、古川家ごはんでも登場しています。
ダディも試作で初チャレンジしてみましたが、本当にすごく手軽で簡単で。
小さめに作ると茹で上がりも早いですし、食べやすいです。食べ過ぎにご注意ください(笑)
白あんベースでカラフルに
古川家、あんこにはちょっと好みがありまして。甘さ控えめな白あんだと、うれしいです。
こちらも色を変えたり、少し水を加えて緩くすることで、絞ってデコレーションもできます。生クリームより粘りがあるので、接着剤みたいにも使えますね。
白あんだと、混ぜて色を変えやすいのはもちろんですが、発色が少し柔らかくなりますね。そのおかげで、春らしい色合いになります。
同じ材料、レシピなのに仕上がり様々
どんな企画であっても、何かしらの制限というのはあります。その中でどれだけ楽しめるかが特に大事で、古川家は「選べる楽しさ」を大切にしています。
こういったワークショップを通して、参加者が選べる楽しさに気付いて、どんどん発想が自由になっていく様子を見たとき大変うれしくなります。
内容はというと、ざっくりとした作り方が提示されて、サンプルパターンをいくつか見てもらったところで一斉にスタートします。
みなさん最初は「どのぐらいの固さがいいんですか?」「どういう大きさがいいんですか?」「どのぐらいの量にすればいいんですか?」と質問をしてきます。
古川家は「触りながら確認してみてください」「自分の好みでいいんですよ」「少しずつ様子を見ながら足してください」といった回答をします。
ちょっと突き放された感はあるかもしれませんね(笑)。目安はありますが正解はないんですよね。むしろ、それぞれ好きに作ってもらった結果を持ち寄った方が楽しいと思います。
だんだん慣れてきたのか、試作段階で古川家が思いつかなかった作り方やアレンジがどんどん生まれていきました。
できあがってみれば、同じ材料、レシピのはずなのに、1つとして同じものはありませんでした。とても楽しい瞬間ですね!撮影も盛り上がって、時間オーバーしてしまいました(笑)
撮影のこつは、色々とテクニックあるかもしれませんが、1つ挙げるなら「いつもよりグッと前へ!」でしょうか。全部を入れようとすると、距離が遠くなって見えづらくなってしまいます。
どなたもステキな仕上がりばかりなので、思い切って接近して撮影してもらいました。普段と違った撮影方法で新鮮だったみたいです。
家庭でもぜひ、お試しください
今回のワークショップで使った食材、どれもスーパーで手に入るものです。値段が手頃なのもうれしいところです。
- 白玉粉
- 白あん
- フルーツ各種(いちご、ぶどう、オレンジ)
- パウダー各種(いちご、抹茶、コーヒー、ゆかり)
- ホイップクリーム(絞るだけの完成品)
日本は食材が豊富なだけでなく、手に入れやすい環境です。加えて、色々な国の料理を家庭で作って食べる特徴を持っています。しかも、自分たちの味覚に合うようアレンジして楽しんでしまうあたり、家庭料理大国といっても過言ではありません。
人間、食べなくては生きていけません。必要だからこそ、楽しみを作ることも大事だと古川家は考えています。
ただ、一人だけでがんばっても辛くなってしまうので、作る側と食べる側どちらも一緒によろこんで褒め合って、食事の時間を共有できることが望ましいですね。
ワークショップの終了後、マミィはみなさんに触発されて「自分も作りたい!」とアレンジ&撮影しておりました。
今回は貴重な機会をいただきまして、ありがとうございました!古川家もとても楽しかったです!