クリスマスケーキのワークショップをご依頼いただいたのですが、小麦粉アレルギーの方がいるとのこと。・・・これは、古川家の出番ですね!
ということで、弘前市立第五中学校からのリクエストに応えて、クリマスケーキワークショップを実施しました。
米粉でスポンジ作りにチャレンジ
小麦粉が使えないということで、真っ先に思い浮かんだのは米粉でした。古川家の試食係「ぴよ」は鶏卵アレルギーで、私たちの食事には鶏卵が一切使用されていません。
日々のことなので、鶏卵を使わずにクリスマスケーキというのは実績があったのですが、小麦なしは初めて。早速、米粉を使っての料理研究が始まりました。
マミィいわく、米粉と水を混ぜていってある一定の粘度を超えるとシャバシャバになってしまうのだそうです。スポンジとして美味しいラインを探して配合を試していきました。
米粉スポンジはホットケーキ仕立てにして、それを重ねることになりました。食べてみると、米粉なのもあってモッチモチ。これがまた美味!
意外にあっさりながら、優しい甘さで、ボリューム感もあってといいことづくめでした。
豆乳クリームで植物性オンリーのケーキに
当日は参加人数が多いこともあり、フライパンでホットケーキを焼く要領でスポンジを作ることに。扱いは難しいですが、動物性の生クリームはやはり濃厚で口当たりも滑らか。ゼラチンを使うと、さらに角が立ち、ダレないので美しい仕上がりに。持ち帰っても形が変わりにくいのは嬉しいですね。
それとは別に植物性のクリームを用意しました。動物性に比べると扱いやすくなります。味は軽やかで飽きがこなく、米粉との相性もバッチリです。なおかつ、動物性の油脂が一切ない仕上がりになるので、アレルギーや肌の調子が気になる人にもオススメです。
ココアでチョコクリームにもできるので、参加者の方へは好きな作り方を選んでもらいました!
小さい子から大人までワイワイ
学校のイベントなのもあって、家族連れや学生同士のグループなど参加者も様々。デコレーションアイテムを始め、リンゴのバラの作り方もレクチャーして、皆さん色とりどりのクリスマスケーキを完成させていました。
お父さんはホイップを立て(笑)娘たちがデコレーションなど、微笑ましい連携プレーもちらほら。
ちなみにリンゴのバラはレンジを使って簡単にできるのにカワイイので、ぜひお試しください。リンゴの赤がまたいいアクセントになりますし、チョコクリームに合わせると大人っぽい仕上がりになります。
米粉チャレンジは収穫あり!
小麦粉を使わないクリマスケーキというテーマのおかげで、米粉で美味しいケーキに巡り合うことができました。
自分たちにとっても良いチャレンジとなりましたし、食はますます奥が深いなと言いますか、飽きがこない世界です。
こんなことできるの?というご相談は喜んで受け付けますし、一緒にテーマを考えてもいいですし、もちろんご自身でのチャレンジもぜひ。
料理研究仲間が増えたようで嬉しい1日でした。