料理研究一家「古川家」

好きなこと食事

古川家が大切にしていること、それは家族の暮らしを支える日々の食事です。

食べなければ生きていけないのが人間です。ですが、食事は生きるためno栄養を取るという意味にとどまりません。

辛いことがあった日はおいしいものを食べて心のいやしを。
いつも通りの食事も大切な人と一緒ならいっそうおいしく。

逆に食事の不満でせっかくの機会を楽しめなくなることも・・・

食そのものが目的でなくとも、思い出や何かしらの記憶をたどると、どこかで食とともに思い起こされることがありませんか?

食べることと生きることがイコールであれば、食事が好きであるほど人生を楽しめるチャンスが増えると考えています。

楽しみである食事、その食事に出てくる料理に関心が向いていくことは当然です。

得意なこと料理

古川家は日本を「家庭料理大国」と考えています。

近所のスーパーに行けば、地元にはない食材はもちろん、様々な国の調味料なども買えてしまいます。

今ならインターネットを使って、これまでに考えられないほど食材や調理方法を集められます。

私たちにとっては当たり前の光景かもしれませんが、世界的には恵まれた環境です。
しかし、日本の食における特色はまだまだあります。

昨日は何を食べましたか?おうちで食べた方も外食だった方も、すべて和食だった人はどれぐらいでしょうか?
日本の特徴として、いわゆる日本料理と呼ばれるものだけでなく、他国で生まれた料理を自宅で調理したり、外食でもファミレスやコンビニで気軽に食べられる環境があります。

これは世界的に見ても珍しいことです。島国だからこそ輸入によって様々な文化を取り入れた歴史がそうさせるのでしょうか?
家庭料理は当たり前の存在かもしれませんが、楽しみ方によっては食卓で世界中を旅することだってできます。
世界中の食を楽しめるチャンスがあるからこそ、料理を食べるだけでなく作ることに関心が湧きますし、日本の食について改めて見直す気持ちも芽生えます。

古川家は家庭料理にこそ多くののヒントや気づきがあるはずだと考えています。

大切なこと家族

古川家は家族を人類最小のコミュニティだと考えています。

家族という共同体のなかで日々繰り返される活動には、様々な意思が働き、本来以上の意味がもたらされていきます。

特に料理を作る人の頭は、いつも家族の健康や心への気づかいでいっぱいです。
料理を食べる人にとっては、その日を振り返る場だったり癒しの時間だったり。
家族の食は、どちらの立場にとっても重要な存在です。

でも毎日のことなので「当たり前」、忙しいので「後回し」が続くと、作る人にとって辛いものとなってしまいます。
料理への感想や感謝もなく、ただ摂取するだけとなっては、食べる側にとっても辛いものとなってしまいます。

食卓を囲むことも、やはり家族としての活動の一つだと思うのです。作る側と食べる側の両方があって成立するのですから。

古川家はまず自分たちが日々の食卓を大切にし、楽しむ姿を共有しています。

作る人にとってアイディアの種だったり、食べる人にとって新たな発見だったり、食をより楽しむ気づきにつながればと活動しています。